正しいマイクの持ち方
カラオケ上達を目指してボイストレーニングをしている方も多くいらっしゃるでしょう。
カラオケ教室では、上達へのノウハウを学ぶことができます。ですがカラオケで使用しているマイクはスタジオやライブハウスなど使っているマイクとはちょっと違います。
カラオケのマイクに慣れていると、スタジオやライブハウスのマイクは重く感じたり、響きが違って感じるかもしれません。
どちらにしても、上手にうたうには歌い方のノウハウだけではなく、マイクの使い方も大事なポイント。正しいマイクの持ち方とは、どういったものかご存知ですか。
マイクの角度
マイクを持つ時には、マイクの頭の部分を口に近づけ、反対側はカラオケのモニター画面に向けるように水平に持ちましょう。なぜなら、普段カラオケで使用しているマイクは単一指向性と言われる、正面から音を集めるタイプのものだからです。スタジオのマイクも同じです。このタイプのマイクは他の方面からの音はあまり拾わないので、真上に向けたり、斜めに傾けてしまうと声が入らなくなってしまうのです。
口とマイクの距離
口とマイクの距離は、5cm~10cmくらいが最適です。あまり近すぎると音が歪んだり、ハウリングを起こしてしまいますし、遠すぎると音が拾いづらくなります。自分の声量に合わせて距離を調整するといいでしょう。また、声を大きく出して盛り上げる時には少しマイクと距離をとり、落ち着いてうたう時には距離を近くするといったように、音楽に合わせて距離を調整することで歌にアクセントをつけることもできます。ただしあまりマイクを離しすぎないように注意しましょう。
マイクを握る位置
よくカラオケで、マイクのヘッド部分を包み込むようにして持つ方がいらっしゃいます。ですが、マイクのヘッド部分を持ってしまうと音がこもってしまいますし、ハウリングも起こってしまうので注意してください。マイクを握る時には、中央部分を持つように意識しましょう。