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ビブラートの練習方法

ビブラートとは、もともとイタリア語の「振動する」という意味を持つ言葉で、そこから音楽においては音をふるえさせるテクニックを指すようになりました。オンラインで自分の歌を公開している方など歌うのが好きな方のなかには、歌の上達を目指して、ビブラートの練習などボイストレーニングを行っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。こちらでは、ビブラートの持つ効果や練習方法についてご紹介します。

ビブラートの効果

伸ばした音を上下に細かく振動させることで、メロディが強調され余韻が感じられます。また、音をふるわせ響きに変化をつけることで、情緒などを表現することが可能です。ただ、曲調やジャンルによってはビブラートをかけ過ぎると逆効果になる場合もありますので、曲に合せてビブラートの加減を調整することが必要です。

声を揺らす

ビブラートは大きく、「喉でゆらす」、「声圧でゆらす」、「音程でゆらす」の3つの種類に分かれます。自分の好きなもの、自分に合っているものを見つけてみましょう。また、ビブラートをかける時には、ハーモニカの演奏などで、手のひらを使って音を揺らしビブラートをかけるように、輪状甲状筋を動かしてビブラートをかけるイメージをすると良いでしょう。

ビブラートがキレイにかかっていると、喉仏のあたりがグワグワと動いているのが分かりますので、練習の時には意識してみましょう。

ポイントは母音

よく横隔膜や腹筋によってビブラートをかけると言いますが、一般的にはそれよりももっと簡単な、喉や声圧によるビブラートが使われています。そして、ビブラートを行うためには、意識的に音を揺らす練習が必要です。

ビブラートのポイントとしては、「あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ」というように母音をはっきりと声に出し、それを「あ~あ~あ~あ~あ~あ~あ~」というように母音を動かしなからひと息につないでいくことが挙げられます。

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